今回はGhost Recon Future Soldierをプレイしてみた。
2030年の近未来を舞台に、特殊部隊ゴーストの隊員としてテロ組織に挑む、と言うストーリーのTPS。
いわゆる近代戦争物だが、他のゲームに比べるとキャラクタの動きがよりリアルである(実際の軍人の動きをベースにしていると言っていたか)事、ミッションの内容を事前確認し、適切な装備を選択する事が重要になる等の特色がある。
ゲーム性としては基本はステルスで、戦うときは先制攻撃、見つかった場合はカバーと仲間を積極的に活用しないとあっさり死ぬというバランスになっている。
プレイを重ねていくたびに、このゲームに求められるのはランボー的な活躍とか操作の腕と言うよりチームで戦う、と言うのが強く感じられる。
たとえば、ステルス時にはチーム4人が別々の敵を同時に倒す「シンクショット」を使って、ステルスを維持しながら進める場面が多い。また気づかれた際も優先攻撃する敵を3人選ぶとが出来るので、これで窮地を脱することも多い。
また一部の敵が持っているマシンガンは釘付け効果を持っており、これをやられると反撃が難しい(視点が揺れる+攻撃の命中精度低下が発生)ので、チームメンバーに優先攻撃をさせ、敵が倒れたところで、反撃に転じるといった事も多い。
仲間に指示を出すことは出来ないのだが、ちゃんと動いて敵を倒してくれるし、固まって動けなくなる事もない。
チームプレイが重視される難易度と、簡単な操作でのチームプレイの実現、ちゃんと動ける(戦える)仲間と言う要素が上手くかみ合っている。
最近はやりの4人同時協力プレイが可能だが、シングルプレイでもバランスが破綻せずにプレイできると言うのは地味だが、実に大事なところ。ここが出来てないゲームが結構多かったりする。
それから武器の選択や細かい改造が出来ると注目されていたガンスミスだが、こっちも非常に改造の幅が広い。
見た目や照準だけでなく、内部パーツまで変更することが出来るし、説明や性能値の変動も分かりやすい。
また、方向キーを押すことで、命中率、操作性、射程距離と言った武器に求める性能を選ぶだけで自動改造してくれるのも○。
とまあ、待たせただけあって、ちゃんと作られていたことに安心したわけだが・・・何かとロード時間が気になる。
チェックポイントのロードだけで十数秒程度掛かるし、ガンスミスでの武器表示もロードが入り、もたついている。この辺がもう少しテキパキと動いてくれればいう事なしだったんだが・・・
それとガンスミスで選べる改造パーツや武器のほとんどが、最初はロックされており、ゲーム内チャレンジをクリアすることでアンロックされるのだが、この要素はシングルプレイとしてはいらない。(アンロック要素はマルチプレイに限って欲しい・・・)
とりあえず一回クリアしたが、またリプレイ中。